▼2005年 雌阿寒岳(1499m、百名山33座目)阿寒富士1476m

日帰り 野中温泉→雌阿寒岳→阿寒富士→オンネトー→野中温泉


一昨日、旭岳登山を満喫し、昨日、雌阿寒岳のふもと野中温泉YHへ移動。

YHに到着するとW650乗りのライダーが荷物を下ろしているのが見えた。

顔をみると、昨日旭岳の山頂付近ですれちがった人だ。

話をしてみるとやはりそうだった。

昨日は旭岳下山後、斜里まで行き、今日、斜里岳と雌阿寒へ登ったそうだ。

1日ふたつはさすがにきつかった、と本人は言っていたが

かなりの健脚とみえる。

旭岳の前は幌尻岳、十勝・美瑛富士に登頂しており、

北海道入りしてから毎日登山をしていることになるそうだ。

凄い!

そこへやはりYHへ宿泊するというBMW乗りのライダーがやって来た。

”この前、焼尻にいましたよねぇ?”

と訊ねてくるので確認してみると

なんと2日前、焼尻のキャンプ場で撤収の準備をしている時に

キャンプ場付近へレンタルチャリで走りに来ていたライダーだった。

あのときは軽く挨拶をかわしただけだったが、

自分のバイクを覚えていてくれたのだ。

この晩はこの3人で、山の話をして盛り上がった。

6:30 野中温泉YH発

雌阿寒への登山口はYHから100m程のところにある。

樹林の中では熊との遭遇がこわいので

鈴とラジオを鳴らしながら進んだ。

7:30 5合目

小休憩。オンネトーを見下ろす。

ごろごろした岩場を登る。

あそこの稜線が9合目だ。山頂まであと一息!

9合目を過ぎると、雌阿寒のダイナミックな火口が姿を現した。

凄い迫力!

8:30 雌阿寒岳登頂

8:58 発

YHから2時間で登頂!

こんなに噴気が凄く、荒涼とした山だとは思わなかった。

感動的な風景だ!

「阿寒湖と雄阿寒岳」

阿寒富士がきれいだ。

有毒ガスの噴気も荒々しく立ち昇る。

雌阿寒岳からの大展望をのんびり堪能し、次の目標、阿寒富士を目指した。

いったん下らなければならない。

阿寒富士へは細かい火山岩の深砂利のなかを少しづつ登る。

深砂利のため一歩すすんでは押し戻され思うようにペースがあがらない。

かなり疲れた!

09:38 阿寒富士登頂

10:00 発

ここからは雌阿寒の眺めが見事だ!

「雌阿寒岳の迫力ある山容」

「雲の境界」

あの向こうは標津、別海方面だ。道東方面が濃霧だというのがよく分かる光景だ。

阿寒富士からは砂利の中を一気に下った。

足に負担がかからないので楽チンだ!

下山はオンネトーコースをとった。

オンネトー湖畔を通り、YHへ無事到着。

12:10 YH到着

温泉につかり、ライダー姿に着替え、ツーリング再開!

風のふくまま 気のむくまま

登山中の山岳風景と、バイクで旅した日本の風景が楽しめる旅日記。

0コメント

  • 1000 / 1000